【怖い話】初めての彼女彡(^)(^)「実は、彼女がサアーー」

2020年1月5日

彼女

【怖い話】初めての彼女彡(^)(^)「実は、彼女がサアーー」

(´・ω・`) 「話ってなに? 最近、なにか楽しそうだけど」

彡(^)(^)「ふふふふ、驚くんやないで。実はワイにもーー」

 

彡(^)(^)「彼女ができたんや!」

 

(´・ω・`) 「は?」

彡(^)(^)「原ちゃんも、はよ彼女つくった方がええでー」

(´・ω・`) 「ああそうか、夢の話か。ぼくは、確か星を眺める夢を見たよ、きれいだったなー」

(´・ω・`) 「彼女の夢っていうのは、夢占いでいうと現実に対する欲求不満のあらわれでーー」

彡(^)(^)「ははは。原ちゃん、夢の話やないんやで」

彡(^)(^)「ワイに彼女ができたんは、本当や。現実なんや」

彡(^)(^)「それでワイの彼女がサアーー」

(´・ω・`) 「へー(おかしい)」

彡(^)(^)「そしたらワイの彼女がサアーー」

(´・ω・`) 「へー(ありえない)」

彡(^)(^)「っていうわけなんや、でそのあとワイの彼女がサアーー」

(´・ω・`) 「へー(ワイの彼女って、いちいち言ってくるところがうざいな)」

彡(^)(^)「原ちゃん? ちゃんときいてるか?」

彡(゚)(゚)「あっ、待ち合わせの約束しとったんやった」

彡(^)(^)「ほな帰るわ、ワイの彼女を待たせるわけにはあかんからなー」スタスタ

(´・ω・`) 「へー……(まあ、楽しそうだしいいか)」

 

 

 

彡(-)(-)「はぁ」

(´・ω・`) 「ん、どうしたの」

彡(^)(^)「実は、彼女がサアーー」

彡(-)(-)「お金を貸してくれって」

(´・ω・`) 「へー、えっ!」

彡(゚)(゚)「いままで貸した金の合計が、20万円なんや」

(´・ω・`) 「うーん、でもまあ彼女なんだし」

彡(^)(^)「やっぱり原ちゃんもそう思う?」

彡(^)(^)「彼女ーーそう、ワイの彼女なんやからお金貸すのもふつうや! 男の優しさっちゅうやつやで」

(´・ω・`) 「ぼくには彼女はいないから、ふつうがよくわからないけど」

彡(^)(^)「ちょっと安心したわ、ありがとやで」

(´・ω・`) 「……」

 

 

 

彡(-)(-)「はあーーっ」

(´・ω・`) 「君に彼女ができて、もうすぐ半年くらいだね。どう、うまくいってる」

彡()()「原ちゃん、それがーー」

 

(´・ω・`) 「は? 50万円って、そんなに貸したの?」

(´・ω・`) 「それはおかしいよ、彼女は借りたお金を何に使ってるの?」

彡(-)(-)「う、それがなぁーーホストなんやと」

(´・ω・`) 「え、ホストだって。彼氏の君がいるのに?」

彡(-)(-)「そうなんや」

(´・ω・`) 「絶対おかしいよ! 今すぐに別れた方がいい」

彡(゚)(゚)「うーん、でもなぁ」

彡(^)(^)「ワイがお金を貸すと、とっても喜ぶんやで。料理だって作ってくれるし、掃除もーー他にも」

(´・ω・`) 「別れた方がいいって! だまされてるよ」

彡(゚)(゚)「まあ、ちゃんと彼女と話し合ってみるわ」

(´・ω・`) 「……(大丈夫かな)」

 

 

 

ピンポーン

(´・ω・`) 「はーい」スタスタ

彡(゚)(゚)「原ちゃん、久しぶりやな」

(´・ω・`) 「ああ久しぶり、最近仕事が忙しくてね。いきなりどうしたの?」

彡(゚)(゚)「実はなーー」

(´・ω・`) 「は? 50万円」

彡()()「こんなこと頼めるなんて、原ちゃんくらいしかおらんのや! 絶対、絶対に返すからーー」

彡()()「ワイの消費者金融からの借金が、もう150万円……」

彡()()「彼女もどこへいったか、わからへん」

(´・ω・`) 「うん」

彡(゚)(゚)「えっ! いいんか?」

(´・ω・`) 「いや、ぼくも少ない給料でやりくりしててギリギリなんだけど」

彡()()「うっ、そうやな。自分ばっかり」

彡()()「……すまんかった」スタスタ

(´・ω・`) 「……(もっと早いうちに、なんとかしたかったな)」

(´・ω・`) 「人を変えるのは、大変だなぁ」

 

 

 

【怖い話】初めての彼女彡(^)(^)「実は、彼女がサアーー」 完