【怖い話】(o’ω’n) 「立ち入り禁止だって……」

2020年5月2日

立ち入り禁止

地元民は住んでる地域のすべてを知っているようで、実は知らない。

けっこう田舎の街なかでも意外と変化するものです。いつの間にか、新しいラーメン屋ができていたりお客で賑わっていたお店が無くなっていたり。

建物だけではなく、自然だって刻々と変化しています。注意深く見ていないと、見逃しちゃいますね。

今回は、立ち入り禁止の場所のお話。ダメだといわれると、やってみたくなる。

でも、立ち入り禁止の場所っていうのは何か理由があるはずです。

心霊現象なんかとは関係なく、有害な物質が理由で危険な汚染地域とか。

特に、目に見えないものはヤバイですね。毒ガスとか。一般的なのは、温泉地とかの火山ガス。

あと、禁止の看板を勝手に移動させてはいけませんよ。

 

 

【怖い話】(o’ω’n) 「立ち入り禁止だって……」

ブロロロー

(´・ω・`) 「……(彼女と久しぶりのドライブ。もっととばすぜ、えい!)」グイッ

(o>ω<n) 「はやーい」

(´・ω・`) 「そうでしょ、へへへへ」

(o’ω’n) 「田舎だから、このへん真っ暗だね」

(´・ω・`) 「うん……」カチッ

パッ

(o>ω<n) 「キャー、くらーい」

(´・ω・`) 「ハハハ、だいじょうぶだって」カチッ

パッ

(o>ω<n) 「やめてよ、もー」

(´・ω・`) 「あれ? そんなはずは……」

(o’ω’n) 「原ちゃん、どうしたの?」

(´・ω・`) 「あの、おんちゃん。ここってどこだっけ?」

(o’ω’n) 「え? どこって……えーと、あれれ」キョロキョロ

(o’ω’n) (わたしたちの地元なんだし、知らない道なんて)

(´・ω・`) 「と、とりあえずあそこから曲がってみるね」カチ カチ カチ

(o’ω’n) 「うん」

 

 

ブロロロ

(´・ω・`) 「さっきよりも道が広くなったね」

(o’ω’n) 「あれ、なにかな?」

(´・ω・`) 「門だ。学校の校門みたい、錆びだらけでボロボロだけど」

(o’ω’n) 「何か書いてある……立ち入り禁止だって……

 

ザアァァァァ

 

(´・ω・`) 「学校ねぇ、門の奥も真っ暗でなにも見えないね」

(o’ω’n) (おかしいな。子どもの頃から、ずっとこの辺に住んでるのにこんなところに学校なんて。家からすぐそばなのに)

(o’ω’n) 「原ちゃん、もう帰ろ(廃校になったとか、ぜんぜん聞いたことがないしなんとなく嫌な感じがする)」

(´・ω・`) 「えー、まだ記念写真とか撮ってないし。奥になにかあるかも」

(o’ω’n) 「そんなのどうでもいいよ! 早く出せ」

(´・ω・`) 「はい」

ブロロロ

(´・ω・`) 「はぁ……」

(o’ω’n) (うーん木が生えてて、なにも見えない)クルッ

 

 

*

 

 

ブロロロ  キキッ

(o’ω’n) 「うーん、やっぱりどこにも無いなぁ(みんなに聞いても知らないみたいだし)」キョロキョロ

(o’ω’n) 「田んぼばっかりの場所で、学校なんてどこにも……」

(o’ω’n) 「ま、いいや(原ちゃんと別れたのも、あのあとすぐだったっけな)」

(o’ω’n) 「さて、カラオケに出発だ!」

ブロロロ

 

 

【怖い話】(o’ω’n) 「立ち入り禁止だって……」 完

 

女性は、立ち直りが凄まじく早い。逞しい。