【後悔】郵便局員になるまえに知っておくべき郵便配達3選

知っておくべき郵便配達

郵便配達を10年間務めて辞めた経験から、実際にやっていないとわからない情報を紹介します。わたしが郵便配達員になるまえにこの情報を知っていたら、すでに別の仕事をしていたことでしょう。

 

郵便配達は残業あって当たり前の終わらない通常業務

朝から夕方まで郵便を配ります。といっても、配達さえすればいいわけではありません。

まず配達の順番通りにはがきや封筒などを分けます。

実際は無数にある棚に郵便物を投げ込んでますね。その後に配達の道順通りに並べます。

 

映画のメン・イン・ブラック2で「郵便局員は宇宙人」とのセリフがありましたが、仕分けの動きは宇宙人に見えないこともないですね。オレは仕分けが早いぜって自慢気な顔、ドヤ顔の人ばかり。

 

引っ越しで転居届を出すと、この道順の世帯情報とかが更新されるんです。

機械が導入されている郵便局だと、郵便物が一部自動で並んでいます。楽なんですがイマイチ正確さに欠けています。自動化のヒミツは郵便物のバーコード。

 

郵便物の中には当然、自分の担当エリア外のものも混じっています。町外とか、たまに県外のがあったり。番地だけ見て配ってしまうと、あとで誤配達として上がってきます。

誤配達はよくあります。その後、間違った住所と正しい住所のお客さん家に誤りにいったり。上司からも注意されます。

ひどい場合は始末書とかね。まあ、こんな形式だけの書類なんかいちいち気にしないことが大事。

 

ひとつの配達担当エリアは、一人だけで受け持つことは少なく複数人配れる人が用意されています。休みの日は、別の人が配るため。

誤配達は、何日も後に発見されることもあり、同僚や先輩たちや上司から罪をなすりつけられる恐れもあります。犯人探しは難しいものです。

真実は闇の中。誤配達の中には、お客さんの勘違いみたいなケースもありますね。

例えば、こんなことが実際にありました。

 

確実にポストに入れたのにもかかわらず、そこのお客さんから郵便が届いていないと連絡。郵便物が盗まれていたわけではありません。結局、お客さんがポスト内をよく探していなかっただけでしたね。

 

お客さんがポストと言いはれば、ナンデモポストです。

玄関の柵、ダンボール箱、壺、新聞入れ、木枠、なんの目印もない床の上とか。使っていないダミーのポストを設置している家もかなり存在しました。おそらく今もそのままでしょう。

そのまま配ったらコレ雨に濡れるでしょう? みたいなポストも腐るほど見てきましたね。

とにかくそんな情報も全部の記憶します。覚えないと間違えます。苦情からの上司の説教へ。

配達担当エリアを地図無しで、しかも速く正確に配れるようになって一人前。しかし、独り立ちしても一人じゃどうしようもない大量の郵便物が待ち構えているんです。仲間の応援なんてアテになりません。

残業なく定時で終わるのは週に1回とかでしたね。

郵便局の場合は残業=超過勤務=超勤がキーワードです。

慣れてくると朝の郵便物の量を見ただけで、なんとなくわかるようになります。あ、コリャダメだなとか。オマケにそんな日に限って、長い長いミーティングがあったり。配達しない上司は、ありがたいお話で郵便配達員の仕事を邪魔します。

堂々と邪魔をしてくるのです。

 

郵便配達ダッシュで面白いほどすり減る靴底

普段履いている靴は、どのくらい履けば穴が空くんでしょうね。

革靴だと6ヶ月で穴が空きました。さすが丈夫な革製。先輩に相談すると「ハア? オマエの歩き方が悪いんじゃないの?」とのことでした。

4,000円台の某有名メーカーのスニーカーで4ヶ月持ちました。さすが有名なだけありますね。走りやすいです。たしかCなんとかでした。

3,000円の靴で3ヶ月持ちます。これは、まあまあ。

1,000円の激安な靴で1ヶ月で穴が空きます。これは履き心地が悪い。しっくりこないし、足が痛いような。履かなくなって、新品同様のまま廃棄。

番外編として安全靴。これは足が痛すぎて走れません。

 

いつ靴底に穴が空いたかはすぐにわかります。雨の弱い日は、わざわざ走りにくい長靴ではなく、履くのはいつもの靴です。

そこで、ごく浅い水たまりを踏んで進むわけです。するとすぐに靴下がジワァーッと濡れてくるんですね。一度靴下に水が染み込んでしまえば、なかなか乾きません。非常に気持ちが悪いです。でもたいてい配達に時間が追われすぎて、足元なんか気にするヒマは無くなりますけどね。

郵便配達は、時間内に終わらせるために走ります。

歩き、はや歩き、走り。

本当はどんなスタイルで配達すれば一番早いのかは不明ですが、わたしは走って配るくらいしか思いつきませんでした。

バイクから降りたら全力疾走です。朝から晩まで息を切らして走ります。階段も走りです。上り下りともに一段とばし、二段とばしダッシュ。手には郵便物をつかんでいることもあり手すりがあっても身体を支えられない場合もしばしば。

 

郵便配達でバイクごと転倒し血まみれに

一度、雨の日に階段の下りで足を滑らせたことがありますが、運良く足と手のひらの強打で済みました。その後、痛みを我慢しつつそのまま普段どおりにダッシュ。

また別の日、雨で濡れた道路でバイクごと転倒し手と脚が血まみれに。倒れたあとすぐは痛くはないんですね。しばらくすると、アスファルトで擦りむいた手のひらや膝がジンジンしてきます。なかなか血は止まりません。

よく見ると、制服は破れて穴が空いていました。その日は午前中にケガしたんですが、午後からはそのまま勤務続行。まあ軽傷でしょ。

また別の日には、配達先の花壇のレンガに思いっ切り膝をぶつけたりなんてことも。勢いよく走りながらぶつけるので、痛すぎてゴロゴロとのたうち回りたくなりますよ。

3mくらいの堀に、これまたバイクごと転落しそうになったこともあったなぁ。

 

ケガしたからといって上司に相談とかはしてませんでした。そんなことしたらまた、ミーティングが長引いて困ることになっちゃいますからね。バイクが一部壊れたときは、修理依頼をすぐにやってましたけど。

 

上司に気軽に相談できない雰囲気を作っている会社は、ダメな会社です。ダメな会社はさっさと無くして、良い会社をつくりましょう!

郵便局によってキツイ程度に差があるようですが、もし楽すぎて暇なら運がいいですね。うらやましい!